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2011.05.31 Tuesday

じぃちゃん、煙になった。

5月30日、、じぃちゃんが死んだ。

87年間、、最後の最後まで甘んじるコトなく、人生を生き抜いてくれた。
ここ1ヶ月はよぉ実家へ帰り、踏ん張り生き抜くじぃちゃんの姿を見せてもろた。。

いつも自分より誰かのために… そんな人やった。
声を失い、体の自由が効かなくなってからも、ボクを駅まで送り迎えしてくれ、、
城山で穫れたタマネギを持ち帰らせてくれ、「電信柱にでも頭下げてやってけ!!」と。


80歳を越えた頃には、携帯電話のメールを覚えた。
帰りの電車の中で着信メールに気づくと、「とおきよおへついたられんらくください」

初孫やったRio… 赤ちゃんの頃から、いつも1番傍にじぃちゃんがおってくれた。
三重県から大阪へ、たたき上げの大工職人として出てきたじぃちゃん…
お弟子サンたちに生まれたてのボクをいつも見せびらかしてたらしい。。

母親がベビーベッドにボクを乗せ、洗濯物を取り込んで戻ってきたら… 必ずボクが居ない…(笑
犯人はじぃちゃん!! 5分10分おきにボクを誘拐しては、職人サンたちにボクを自慢してた。
そのせいか、未だに左官屋のおっちゃんやペンキ屋のおっちゃん、鳶さんや職人さん等には
「おっ、自慢のボンやんけ!! おじぃちゃん大事にしてるか??」と声をかけられる。

ちょうど両親が忙しかった時代やったんで、ずっとじぃちゃんに育ててもらった。
田舎へふたりで行き、メダカや沢ガニを捕まえたり、近所の湾に魚釣りにも連れてってもろた。
神社の夏祭りの日には、「お父さんには内緒やぞ!!」と500円札をもらって駄菓子を買い漁った。
幼稚園バスの迎え、小学校の運動会、習い事の見学… いつもじぃちゃんがおった。。

ウチへ帰ってくると、「鰹のタタキを喰え!! あとビールの泡だけでも飲め!!」と。。(笑
両親と喧嘩をして家出をした時も、「ずっとじぃちゃんトコにおったらえぇ!! 菓子パンこうて来い!!」

思春期になって道を外れ、度の過ぎたアホをやってた頃でも、、いつもボクの味方やった。
「悪いコトもしたらえぇ!! 何でも勉強や!!」と、何度か涙を流してたじぃちゃんを覚えてる…


家を飛び出したときは、誰よりも早く追いかけてきてくれた。
周りに誰もいなくなった時には、ずっとひとりで待っててくれた。

いつも‘そこ’にはじぃちゃんがおった。
最後に交わした会話は、病院のベッドの上…
声のない声で唇を動かした「がんばるわ…」やった。


そして今、目の前にはそのじぃちゃんが横たわってる…
最後までみんなに気を遣いながら、静かに息を止めたらしい…

おだやかすぎる顔…
よぉ頑張ったんやろね…

おつかれさん。
ありがとうね。



煙になったじぃちゃん。
ゆっくり休んでな。


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